津波情報
1. 津波とは
津波(つなみ、津浪)は、通常海において、大規模な水の移動によって引き起こされる連続した高波を指します。津波に関する警報・注意報には以下のようなものがあります。
種類 | 説明 | 発表される津波の高さ |
---|---|---|
大津波警報 | 高いところで3m程度以上の津波が予想されますので、厳重に警戒してください。 | 3m、4m、6m、8m、10m以上 |
津波警報 | 高いところで2m程度の津波が予想されますので、警戒してください。 | 1m、2m |
津波注意報 | 高いところで0.5m程度の津波が予想されますので、注意してください。 | 0.5m |
2. 東日本大震災における津波被害
地震発生翌日の12〜13日に、青森県八戸市から福島県南相馬市にかけて撮影された航空写真をもとに、国土地理院が分析したところによると、津波により浸水した面積は延べ約400平方キロメートルに及ぶことが明らかになった。そのうち、耕地面積は約半分に相当する236平方キロメートルを占めた。これは、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉県の総耕地面積の2.6%に及ぶ。
今回の津波で10m以上の津波が観測された所もあった。
3. 福島原発における津波被害
東京電力は福島原発事故の原因を津波による被害だとしていた。地震発生から2ヶ月以上経った2011年5月19日、東京電力は津波が福島原発を襲った写真17枚を初めて公開した。東電は写真の公表が被災から約2カ月後となったことについて「情報を収集して整理する中でこうした写真があることが分かったため」と説明した。以下では、特に津波の状況が分かる8枚を抜粋して紹介する。
福島第一原発事故による放射線被害に関しては、放射線情報ページを参考にしてください。
福島第一原発問題に関する記述は、原発情報ページを参考にしてください。